「4600、5600、6600CAファクトリーチューン」三兄弟の人気ぶりに相まって、ウチの商品「スネイクゲームスプール」と「ズーナマゲームスプール」の売れ行きも好調です!
使い方に応じて、ウチのスプールをお選び頂いたのだと思いますが、自分も、今まで色々なチューニングスプールを集めてきました。
そこで、これから3回に渡り、【ABU アンバサダー チューニングスプール「4000〜6000番編」】と題し、ウルキャス版スプールコレクションを、各番手ごとに紹介してみたいと思います!
現在は売られていないものや、売り切れのものもあり、購入の参考にするというよりも、単純にスプールコレクション内での比較データとして、お楽しみください!
今回1回目は「4000番スプール編」から!
ご紹介するのは4000〜6000番のスプール径39 mmに対する「軸径」、「溝の深さ」、「スプール重量」、「ラインキャパ(公称値)」の4点。
インプレできるまで使いこんでない物もあるので、キャストフィールや使用感は除外しました。
それではどうぞ!
≪スプール軸径≫
・4600ガンナー純正スプール⇒14mm
・スワンプランブラー ズーナマゲームスプール⇒12mm
・ビートラップ スーパースプール⇒25.5mm
・アベイル マイクロキャストスプール⇒29mm
・千鳥屋 深溝タイプ⇒25mm
・千鳥屋 浅溝タイプ⇒33mm
千鳥屋さんのスプールは、うっとりするような造形美!買ってよかったわ~。
≪スプールの深さ(実測値)≫
・ 4600ガンナー純正スプール⇒12.6mm
・スワンプランブラー ズーナマゲームスプール⇒14mm
・ビートラップ スーパースプール⇒7mm
・アベイル マイクロキャストスプール⇒5mm
・千鳥屋 深溝タイプ⇒6.8mm
・千鳥屋 浅溝タイプ⇒3mm
実際は、スプールエッジギリギリまでは巻かず、1 mm 前後落として巻くと思うのであくまでも参考値です。
≪スプール重量≫
・ 4600ガンナー純正スプール⇒14.5g
・スワンプランブラー ズーナマゲームスプール⇒7.9g
・ビートラップ スーパースプール⇒14.4g
・アベイル マイクロキャストスプール⇒8.3g
・千鳥屋 深溝タイプ⇒5.8g
・千鳥屋 浅溝タイプ⇒5.9g
ビートラップさんだけは純正スプールとあまり変わりませんね。かなり昔からある有名なスプールで懐かしい!個人的にはどうやって切削しているのか、興味深い構造です!
≪ラインキャパシティ(公称値)≫
・ 4600ガンナー純正スプール⇒PE3号ー140m/PE4号ー110m/ナイロン0.30mm(14LB)ー165m
・スワンプランブラー ズーナマゲームスプール⇒PE6号ー80m
・ビートラップ スーパースプール⇒ナイロン3号ー100m
・アベイル マイクロキャストスプール⇒ナイロン14lb(0.31mm)ー60m
・千鳥屋 深溝タイプ⇒不明(PE1号ー150m?)
・千鳥屋 浅溝タイプ⇒不明
ナイロンラインの太さが一定でないのが分かりにくいですが。PE ラインもメーカーによって太さが違うので、あくまでも参考ということで。
いかがだったでしょうか?
あと、AMOというスプールをヤフオクなどで見かけていましたが、まだ入手できておらず。どなたか、お持ちの方は感想お聞かせください!
こういうチューニングスプールは、希望の号数を必要な分だけピッタリ巻けるように浅溝に設定することで、無駄なラインを巻く必要がなくなり、結果、スプールが重くならず、低慣性効果から、軽いルアーが投げられたり、バックラッシュが減る効果も得られ、快適なキャストを実現できるところにあります。
各社、溝の深さがすべて違う点が面白いです。
トラウトなどをターゲットにした場合、細号数のPEなどを使うため、極端に浅溝となり、逆にブラックバスなどをターゲットにした場合、使用頻度の高い、3号前後のナイロンラインを100m売り商品ぴったりに巻くことを想定した、溝の深さにしている ようで、実に興味深いです。
ちなみに自分は、アンバサダーの4000番はナマズ用に使ってます。
ナマズに使っているPEラインは、バリバスのマックスパワーナマズのトロピカルカラーの6号です。
これが、80m巻きで売られているので、「ズーナマゲームスプール」の開発にあたっては、この6号80mが無駄なくぴったり巻けるように、設計しています。
うちのズーナマゲームスプールも、ぜひ選択肢の中に加えて頂けたら嬉しいです!
今回はそんなところで。
次回、5000番、6000番編をおたのしみに!
皆さん良い釣りを〜🎣