新製品　ミッドシャロースプール近況報告

 

さて、今回の新製品、「ズーナマゲームスプール　ミッドシャロー4000番＆5000番」は、これまで商品化してきたほかのスプールにも増して問い合わせが多い！

個人的には、「ズーナマゲームスプール」という名前のとおり、ナマズ用に作ったのですが、「ブラックバスのパワーゲーム」や「本流トラウト」などにもちょうどよいらしく、興味を持っていただけたのかもしれません。

 

さて、当商品で、特に注目していただきたいのが「ラインキャパシティ」と「高剛性設計」である２点です。

 

ラインキャパシティは、5000番スプールが「ナイロン20lb／100m・PE5号／80m・PE4号／100m」。

4000番スプールは、「ナイロン16lb／100m・PE4号／80m・PE3号／100m）」になるよう、深めの浅溝スプールにしたことで、アフターパーツ市場にあふれている極細ライン用の浅溝スプールとの、差別化ができていると思います。

これが「ミッドシャロー」のネーミングを冠した所以です。

 

もう一つの注目ポイントは高剛性設計であること。

 

当「スワンプランブラー」がメインターゲットにしているのが、「ライギョ、ナマズ」ということもあり、「スネイクゲームスプール」開発時から、かなりのパワーファイトにも耐えられるように、スプールは設計してきました。

 

今回の「ズーナマゲームスプール　ミッドシャロー4000番、5000番」も、強引なファイトや、根がかりを引きちぎってルアーを回収できるよう、「高剛性である浅溝スプールであること」が、必要最低限の設計コンセプトなりました。

 

この条件から考えると、現在のアフターパーツ市場にある、「回転軸から延びる、スプールのセンターに設けたディスク状の支持部１枚で、スプール外周側を支える構造」の浅溝スプールは、スプールのもっとも外側にラインがある状態で、「パワーファイト」、「パワーフックセット」、「パワー根がかり引きちぎり」をした際、スプールが傾いちゃいそうで怖い。

 

ディスク部の厚みを調整すれば問題ないと思いますが、「所有欲を満たし、うっとりできるような機能美が感じられる構造」でも特徴を出したかったので、当ブランドではこの「１枚ディスクによる支持方法」は速攻却下しました。

 

それでは、スプールを上げ底にして浅溝スプールとするために、当ブランドではどうしたかと言うと、ベアリングとシャフトが入る回転軸部から、スプール外周側に向かって、3方向に120度間隔で伸びる支持部によって、スプール外周部をフローティングさせて支える「３点支持（トライサポート」構造」を採用しました。

 

これにより、スプールにかかる荷重を、ベアリングが入る回転軸部の長手方向全体で支えられるようにしています。

その他、スプール全体の薄肉化と、支持部に至るまでブランキングを施した、軽量化チューンを実施しました。

 

その結果、5000番スプールは、約17.3ｇある純正スプールに対して約11.8ｇ（約32％減）。

4000番スプールは、約14.9ｇある純正スプールに対して約9.5ｇ（約36％減）の軽量化を達成しました。

支持部の分、少し重くなってしまいましたが、数字上の軽量化アピールなどよりも、高剛性である実態的性能を重視しました。

 

当スワンプランブラーの製品コンセプトは、「太いラインを巻ける高剛性スプールであること」と、設立当初から一貫しており、今回の「ズーナマゲームスプールミッドシャロー4000番＆5000番」も、このスタイルを貫けていると思います！

リリース後、ナマズだけでなく、私の知らない、ブラックバスや本流トラウトの世界から、喜びの声が聞こえてくるのが楽しみです！

 

というわけで、皆様、今しばらくお待ちくださいませ！

 

なお、そんなスプールも、負荷が掛かっても、しなり（曲がり）が少ない、シャフトあっての事。

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クラウドファンディングページ

 

 

今回はそんなところで。

皆さま良い釣りを〜🎣

 

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