クラウドファンディング終了!

 お陰様をもちまして、9月1日から2か月間にわたって行われた、「競技用ブランキングスプール」と「タングステンシャフト」のクラウドファンディングが10月31日の23時59分に終了しました。

 スポーツキャスティングの大会会場に、アピールボードを設置したり、愛知のスネークヘッドコンペ。群馬のスネークヘッドフェスティバル会場にてアピールをしたり、いろいろやってきました。

 今となっては懐かしいですね!

 当プロジェクトにご理解と応援、そしてご支援をいただきました皆様、誠にありがとうございました!

 

・プロジェクト名:「爆飛!&超硬!「競技用ブランキングスプール」&「超硬タングステン合金シャフト」

・支援総額:73万9343円

・支援者数:48人

・プロジェクトページURL:https://camp-fire.jp/projects/view/772974

 

 

 9月1日よりスタートしたクラウドファンディングですが、長かった……。

 でも、大変有意義な時間でした。「スポーツキャスティング」という、専門外の、未知の世界の商品開発に挑戦するプロジェクトでしたが、学びと実り多いものでした。

 また、本来、当メーカーがターゲットにしている、「ライギョ釣り」の分野にも使える「タングステンシャフト」を商品ラインナップに加える事もできました。

 このプロジェクトを通して、「スポーツキャスティング」という競技の世界のアピールにも、少しでもお役に立てていたら幸いです。

 そしてテストにご協力頂きました、4名のフィールドテスター「豊田宏さま」「森敏彦さま」「正岡哲哉さま」「正岡美由紀さま」に心より御礼申し上げます。

 

〇スポーツキャスティングの世界への想い

 

 今回の挑戦は、単なる商売ではなく、「スポーツキャスティング」のアピールに、釣り具メーカーとして少しでも貢献したい!という想いから始めました。

 

 ライギョ用に作ったスネイクゲームスプール5000番で、スポーツキャスティングの遠投競技に優勝した!という豊田宏さんという選手の方との出会いから、すべてが始まりました。

「だったらスッカスカにブランキングして軽量化し、ラインもたっぷり巻けるように、フランジを垂直に修正して、釣りには使えないように割り切ったスプールを作ったら、無敵のスプールになるんじゃない?」って話で盛り上がりました。

そして、豊田さん以外にも、強力なテスターが数名必要になり、世界大会優勝経験を持つ、正岡哲哉さんと、奥様の美由紀さん。そして森敏彦さんにフィールドテスターとして協力を依頼し、完成したのが、クラウドファンディングで販売中の「競技用ブランキングスプール4000番、5000番」と「超硬タングステン合金製強化シャフト」です。

 

 メーカーとしては、競技者人口やニーズが見えないため、在庫を抱える恐怖や、開発費用の負担もきついのですが、それよりもこの「スポーツキャスティング」という世界に、メーカーとして魅力と可能性を感じています。

競技はメーカーとしての技術力を試すには最高の舞台です。

市販車を売る車メーカーが、ラリーやGT選手権などの自動車レースに挑戦するのは広告宣伝のほか、技術力向上という目的があります。うちはリールは作ってないので、STIやラリーアート、無限、TRD、NISMOというよりも、競技を通してアフターパーツを開発しているSPOONの立ち位置に、スワンプランブラーを照らし合わせて、取り組んできました。

 

 結果、ウチのスプールとシャフトで、正岡哲哉さんが5回も優勝されました。ダメな製品ならさっさと捨てて、自分でブランキングした信頼できるスプールに換えるはず。でもウチのスプールとシャフトを使い続けてくださったのは、「おせじ」や「おつきあい」などではなく、本当に良い製品であった証であると信じてます。

 

 また、「タングステンシャフト」は、リールへの負荷が大きいライギョ釣りやカゴ釣りなどの、魚を釣るための実釣用パーツとしても最適で、商品ラインナップ充実にも一役買ってくれて、大変な収獲でした。

 

〇今後の展望と夢

夢は、魚釣りの世界だけでなく、遠投の技術を競う「スポーツキャスティング」という世界に、「スポーツキャスティング専用パーツ」を供給することで、共にさらに盛り上げ、やがては「スポーツキャスティング」がオリンピックの正式種目となることです。

 

スケートボードやダンスなど、正式種目に採用されるジャンルが増えてきているため、希望はあると思います。

 

そして、表彰台の一番高いところに、スワンプランブラーのロゴが入った選手が立ち、世界を見下ろしてくれること。選手には栄光を。メーカーには技術の栄誉を共に分かち合うことができたら、どんなにすばらしいことでしょう。

 

競技を通して得たノウハウは、必ずや魚を釣る「釣り」のためのパーツ開発に役立つものと思います。

何よりも、当ブランドとしては、今後、このようなワクワクしてくるような、面白いことにも、取り組んでいきたいと思います。

どうぞ引き続きスワンプランブラーをよろしくお願いいたします!

 

インディーズ釣り具メーカー/ガレージブランド

「SWAMP RAMBLER(スワンプランブラー)」

代表 松野泰明

 

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